中華人民共和国(香港、マカオを除く)における運用許可について
1. 概要
中国における運用はクラブ局でのゲストオペレーションに限られており個人コールの
取得は出来ない。
運用出来るバンド、モード等はおおむね日本と同じであるがV,UHF帯については
制限がある模様(例えば144Mhzは現地では業務用に使用されている様子)。
無線機、アンテナの持ち込みについてはその扱いは不明。
いずれにしても現地のクラブ局からのオンザエアーとなるので相手まかせの感が強い。
但し一般の日本人が抱いているような、赤い閉鎖的国家というイメージは払拭されて
おり、上海など都会地では資本主義国と大差がない。
2. 申請方法
JARLに用意されている申請書を北京のCRSAに送付すればよい。
(手数料5ドル又は20IRC)
主な記入事項は無線従事者資格、番号、旅券番号、滞在予定 、渡航目的などで他に
添付書類として局免許状と従事者免許状及び旅券のコピーです。
特に受け入れ先のあてがなくても許可されますが、約3ヶ月程度を要します。
許可期間は約2年です(私の場合)。
許可の難易については不明ですが、私の場合は何のトラブルもなくスムーズに許可さ
れました。
3. 運用
1998年3月15日にBY4BZB(上海市)から運用しましたが、時間が1時間
程度と短くかつコンディションも悪く20数局のJA局と14M、21MでのQSO
に終わりました。(設備はTS−440、3ELトライバンダー)
ログは相手局のものに手書きするように指導されましたので、HAMLOGなどの使
用は事前に許可を受けた方がベターです。
中国ではアマチュア無線は青少年の科学教育の一環としてとらえられており、大勢の
子供達がハムの教育を受けていました、運用も子供達が主のようでした。
数少ない個人局もいるようですが絶対数が少ないようです。
日本からみると中国は近くコンディションはほとんど同じと思い勝ちですが、やはり
大きな差がありJAも聞こえないときは全く聞こえてきませんでした。
4. その他
上海には日本の秋葉原のようなところがいくつかあり、主に電子部品、ケーブルなど
が豊富に販売されていましたので日本で手に入らない部品もあるいはあるかも知れま
せん。(特に真空管)パソコン関係も豊富に揃っており何でも手に入ります。
肝心の受入先ですが中国のクラブ局のリストを入手(JARLにある)して交渉する
か、お空で知り合った現地のハムにお願いするかになるかと思います。
ちなみに私は上海駐在中に知り合った現地ハムにお世話してもらいました。
なお運用する際は儀礼として若干の手土産程度は必要かと思います。
最後にワークバンドやSSB、CW以外のモード及びVUバンドの詳細などは把握しておりませんが
現地に問い合わせるルートはありますので、ご不明の点は下記までメールして下さい。
ja4evh@mx3.tiki.ne.jp
1998年11月 JA4EVH
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